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NY'10 舞台色々 役者の力
2010年のトニー賞でリバイバル賞を獲得、
       「La Cage aux Folles」を観ました。
今回の滞在で唯一のミュージカルです。


フランスの女装ナイトクラブでのお話。
ゲイの二人が主役です。

 あ〜、よく笑った!そしてキュンと切なくなった!!!
特にアルバン役のダグラス・ホッジが最高でした。
メタボ腹のおじさんで決して美しくないんだけど、
一挙一動、チャーミング!
ストーリーを追うごとに、彼(彼女?)の魅力が輝きを増し・・・ソロナンバー"I am what I am"では本当に胸が締め付けられました。ラストはホロっとくるし・・・。

そして、ドラッグクイーンたちの美しくしなやかだったこと!見事っ!
みんな別に本物の人たちじゃないんだよねぇぇぇぇ。びっくりしちゃいます。

舞台が進むにつれ、観客みんながまるで舞台に出演している一部のような気持ちにさせられ・・・かつらを取るシーンでは、劇場中が「Oh---!!!」と思わず出演者のように声が出ちゃったほど。
カーテンコールはみんな総立ちで、口笛やら歓声やら手拍子。
舞台上と観客席が本当に一体になって、リズムに乗りながらのカーテンコールは本当に感動的でした。

これはミュージカルといえど、しっかりストーリーを見せてくれる芸達者な役者さんたちのおかげで、先が読める展開のストーリーが奥深いもの感動を呼び起こしてくれます。
芝居を楽しめるミュージカルです。
あ=、楽しかった!
posted by: ST | NY performance & art | 19:38 | comments(0) | trackbacks(0) |-
NY'10 舞台色々 古典の力
次の観劇は「La Bete」
フランス17世紀ごろのお芝居です。
見事なまでのセリフ劇!!!
溢れる英語の波に飲み込まれながらも、しっかり笑わせてもらいました。

とにかく主演の2人がすごいっ!
特に大道芸人を演じたMark Rylance(マーク・ライランス)は・・・ありゃ・・・なに?!って感じです。
下品極まることを、大胆におかしく、そして人間味溢れ自由自在に・・・!!!
日本でこの作品をやるとしても、この役ができる役者がいないんじゃないでしょうか。
いえいえ、できる俳優さんたくさんいらっしゃると思います。でも、なんだろ。
血となり肉となってるあの存在感

そして、それを支えるDavid Hyde Pierce(デイヴィット・ハイド・ピアース)のリアクション。
笑いはリアクションがあってのものだと改めて感じました。



2年前の舞台の時、稽古場で演出家の栗山民也さんが
「ナチュラルではなくリアルであれ」
と徹底的に繰り返していたのを、思い出します。
正にこの芝居は、”リアル”なやり取りが繰り広げられていました。

イギリスのベテラン女優、Joanna Lumley(ジョアンナ・ラムレイ)を含め大俳優3名の芝居を堪能させていただきました。

そしてそして私が注目したのはGreta Lee(グレタ・リー)。
やっぱりアジア人の女優さんが出ていると目が行っちゃいますね。
ほとんどセリフはないのですが、とても重要なポジションを任されていました。どっかで見たことあると思ってたら、スペリングビーだったんですね。
表情がとても素敵でした。今後の活躍に期待しちゃいます。

posted by: ST | NY performance & art | 19:36 | comments(0) | trackbacks(0) |-
NY '10 舞台色々 カンパニーの力
The Merchant of Venice (ベニスの商人)

アル・パチーノ主演で映画化、その後2010年夏、
セントラルパークでのShakespeare in the Parkで舞台化されたことは記憶に新しい作品。
何せ、夏の公演は無料のため整理券には毎日長蛇の列、
 チケットが高値で取引されてたらしく・・・
                  大評判の舞台でした。
それが期間限定でブロードウェイにかかっています!

アル・パチーノといえば・・・、
彼が初めて出演したブロードウェイショーのサロメを観たのは7年ほど前。
メリサ・トメーイも出演し話題になっていました。
私は・・・なぜかラッキーにも前から4列目で観劇。
でも・・・朗読劇に近く・・・、
 しかもまだNY滞在前だったため
        英語がほとんど理解できず・・・(笑)
なので、意味が分からない中で、ものすごい迫力を堪能した思い出があります。

いえいえ、もう一つ思い出が!

人生初の出待ち!!!
    サインをしっかり貰っちゃいました〜。
・アル・パチーノのサイン。
・NYのバーでクラリネットを演奏していたウッディ・アレンのサイン。
 この2つが私が今まででもらったたった2つのサインですが・・・、
           東京に引き払う際に・・・無くしちゃった・・・。
あ〜ぁ。

またまた、
 閑話休題。

その「ベニスの商人」。
さまざまな解釈があることはご存じのことだと思います。
特にシャイロックを悲劇的に演出するのは今やありがちなことですよね。
ただそれは、実はシェイクスピアの意図とは違い、現代社会の複雑な状況の解釈が悲劇的シャイロックを生み出した、と言われています。
なんせ、この芝居はシェイクスピアの中では喜劇に分類されますので。
なので、この芝居に関しては、超喜劇的にやることもできるし、超悲劇的にやることもできる・・・。
さてこの芝居はどっち???と楽しみでした。
ま、アル・パチーノがシャイロックなんだから、
 彼中心の悲劇的な要素が多いんだろうと予測しながら。

・・・・で、
観終わった後の感想は・・・、シャイロックの存在感が圧巻!
悲劇とか喜劇とかではなく、彼自身のポジションが変わっていく様はに圧倒されました。
演出も奇をてらわず、すべての役者のバランスがとてもよく、
アル・パチーノのための芝居ではなくて、
このカンパニー全員で創り上げた世界ができていました。
残念だったのは、ポーシャかな。
あたしも、ポーシャをやったことがあるので…とても興味深く見ていましたが・・・。
今日はアンダースタディーの役者さんで・・・お芝居はうまいのですが、ポーシャの持つ可憐な雰囲気と男装してからの凛とした雰囲気が全く変わらず・・・。
どちらかというと最初から声のずぶといおばさん風に見えてしまったのがとても残念。
最初からあれじゃ、バサーニオが尻に敷かれるのが見え見えですものね(笑)。
本役がとても評判がいいらしいので観たかったです。

最後のシーンは大団円にならず、暗示しているかのような各自の去り方。
終わった後も世界からなかなか抜けられない芝居でした。


posted by: ST | NY performance & art | 19:30 | comments(0) | trackbacks(0) |-
NY '10 舞台色々 演出の力
秋は芸術のシーズン。
毎年訪れるNY…しかし今年はいけず…
でも考えたらこのブログは去年の旅行からアップを怠っているので、まずは去年のNYから徐々にアップして行きます〜。ごめんなさい。
ちなみに舞台は2011年現在、ほとんど既に閉じていると思いますが…。

さて2010年秋、観た芝居は色々あれど…、
ブロードウェイで印象に残ったのは
こちら!

Brief Encounter 
           
1945年に製作された「逢びき」という映画の舞台版。
あたしはこの映画、題名だけは聞いたことあるけど、
                          観たことがありませんでした。
なので、ほとんどストーリーを知らないまま・・・
                 良い評判だけを頼りに観ました。

劇場はあたしが一番好きなSTUDIO54。
ここで、10年近く前に上演していた「CABARET」観ました。
その衝撃は忘れられません!
STUDIO54は70年代はディスコとして使われていた空間。
なので、その空気を生かして、お酒も出し、テーブルも座席の前に用意して本物のキャバレーで見ているかのような演出のショーでした。それが、ホントに印象的。


それ以来、この劇場は・・・なんか、好き。

閑話休題。

「逢びき」ですが、いわゆる不倫ものです。しかも実にピュアな関係の二人です。
ストーリーとしては、ベタベタのメロドラマ・・・しかも優等生の。

しかしっ!

素晴らしかったこの舞台。
・・・たくさん笑ったし。
・・・最後はキュンときたし。
演出の力はすごいね。本当に。

まず、映像と役者が実に連動しているのですが、それは近年によくある、映像の中に役者が入り込む・・・という仕掛けだけではなく、もっと大胆に使ってるんです。
なんせ、心が波立っているときには、本当に後ろの映像で大波が現れるんですよ。笑
えーーー、そんなシリアスなシーンでそれをやる?!というのが実に心地よい。
恋して気持ちが舞い上がってるときは、本当に主役の二人は天に舞い上がって、浮きながらキスしてるし。
風が吹いたらみんななぎ倒されてるし。
(・・・・でも、これがまたうまいのは、大風が吹いて毎回みんな斜めになぎ倒されてるけど、最後だけはヒロインがすっくと立っているんだよねぇ。)

周りの役者さん達が達者なので、いろんな役を演じながら二人のメロドラマを常に観察。
それによって、二人のベタベタの不倫物語は、まさに白黒映画から抜け出してきた2人をみんなが見守っているような感覚に・・・。
照明を変えるだけで、正に人物も含め白黒に見えるシーンがあったりして。
何が実像で、何が虚像か・・・不思議なシーンでした。

また、
小道具の使い方も最高!
・・・何度笑ったことか。このベタベタのメロドラマで(笑)

でもね、間違ってはいけないのが、単なる面白シーンやアイディアのつながりじゃなく、芯の二人をきっちり土台に置いている演出になっていることがあるから、すばらしい作品になっているのです。
だからこそ、芝居が進むにつれ、登場人物全員に愛情を感じることができるんですね。
ローラ役のハンナは、イギリス英語で表情も少なく…最初はあまり魅力的に感じなかったのが、最後のシーンではぐっと来てしまいました。

きっと演出家はこの作品を楽しく演出したんだろうな。
この自由な発想に完璧やられました。
観に行ってよかった〜〜〜。

ちなみに、TKTSで半額でしたよ。しかも前から3列目の真ん中。
ラッキー。
posted by: ST | NY performance & art | 19:25 | comments(0) | trackbacks(0) |-
清々しい夏の夜
Mother Courage and Her Children

さてさて、長いことご無沙汰しておりました。何から行きましょうか!
ということで、まずはちょこちょこと更新してない間に起こったことをアップしていきますね。

6月から7月にかけてセントラルパークのデラコルテ劇場で上演してたのは、シャイクスピアの「マクベス」。そして8月から始まった芝居はブレヒトの「肝っ玉おっかあとその子供たち」です!
ご存知メリル・ストリープ(Meryl Streep)が主演のこの芝居ももちろん無料です。
でもねー、彼女が主演の時は超人気なので、私も覚悟して朝7:30から並びました!
またもや、敷物にバスタオル、本数冊、iPod、ノートなどなど、準備は万端!
しかもね、今回は嬉しい遊び相手がいたのです〜。この小さなパピイ♪

飼い主と共に遊ばせていただきました!
・・・するとあっという間に、配布の1:00に・・・。これが配布直前です!

みなさんも、並ぶ、と思わず、ピクニックに行くように気持ちで、配布待ち時間も楽しんでください。ちょうどこの列の場所は木陰になっていて、真夏でも寒いくらい涼しいので快適ですよ!
靴下と上着、バスタオルが欠かせないくらい!

さて無事にチケットをゲット!

夜8:00、芝居が始まります。
本当に今回は楽しみにしてきました。
よく知ってる作品だし、メリル・ストリープだし・・・!

でも、芝居をよく観てる人にとっては有名な作品だけど、どうなのかなぁ?一般的な作品なのでしょうか?それがちょっと分からないまま・・・。
内容も・・・なんだろうな・・・表には出ていない秘められたメッセージがかなりあり・・・面白い作品ではあるけど、退屈と思った人もいるでしょうね。

まずメリル・ストリープ。今回はとにかくこの人のワンマンショーでした。
このおっかぁの為にこの芝居がある、ってね。
だからこそ1本筋が通ってて、彼女の痛みや苦悩、強さが伝わってきました。
過去に観た舞台では、全ての人に焦点を当てていたので、その分印象に残るシーンも多かったのですが、最後何が言いたかったのかぼけちゃってた気がします。
その点この芝居はピシッとおっかぁを中心に一つの道が出来ていました。
そうそう、コック役はケビン・クライン(Kevin Kline)。彼も良かったのですが、やはりおっかぁの人生に入ってきた人物の一人、でしたね。描き方が。

とにかく9月3日までやっています。一流のキャスト・スタッフ創り上げられた無料の舞台。
必見です!

パブリックシアターHP

posted by: ST | NY performance & art | 22:37 | comments(0) | trackbacks(0) |-
芝居
Manhattan Repertory Theatre

アメリカ人の友人が演出している芝居を観にいきました。
彼女とはこっち来てすぐ知り合ってもう3年。最初は私のわけ分かんない英語を辛抱強く聞いてくれたものです。感謝!
私が行ったり来たりしてるのでなかなか会えませんが、必ず何か舞台があるときは連絡をくれます。

さて今回は小さな劇場のサマーフェスティバルに参加している芝居を観にいきました。
42丁目のアパートの一室、満杯に詰めて50人ほどの小さな小さな劇場です。
日本では小劇場といえども、ある程度の設備は揃ってるところが多いけど、こっちのオフオフブロードウェイと来たら想像を絶する劇場もあります。
今回もね、アパートの310号室だ、と守衛に言われたのでどうなることやら・・・って感じでしたが、客席もちゃんとあり(笑)意外としっかりした劇場でした。。

役者4人の40分ほどのショートストーリー。セットも何もなく、一人何役も演じるため、小道具も舞台の上においてあるまま。

でも役者が達者で演出もそれぞれの役者の個性を生かし期待以上の芝居でした。


ところで、こちらはオフオフブロードウェイなら大体10ドル〜15ドル。
20ドルつけたら高いという感じです。
役者は履いて捨てるほどいる・・・日本でもNYでも同じですね。少しのチャンスでもみんな食いついて舞台に出たがる、例えそれがノーギャラでも…
改めて、厳しい世界だなと感じました。

がんばってる彼女に会い、また少し元気を貰った私でした。
posted by: ST | NY performance & art | 02:56 | comments(4) | trackbacks(0) |-
バレエな夜
ROMEO and JULIET by ABT

こちらに住むようになってから、日本ではしょっちゅう観にいけなかったものに触れる機会が多くなりました。それがクラシックコンサートとオペラ、そしてバレエ。
必ずシーズンごとにチェックして観にいきます。
世界一流のパフォーマンスを日本より気軽に観られるためでしょうか。

私ね、思うんですが…
私たちがやっている舞台もそうですが、何でも観ないと面白さがわかってこないと思うのです。
もちろん1回で「この世界はっ!!!はうっ!」と何かを感じてしまうものもあると思うけど、何回か通ってその奥の深さを実感し、そして益々面白くなっていくものもあるのではないかな?
だから食わず嫌いの方はぜひぜひ観にいかれることをお薦めします。

私は元々舞台を観るのが好きだったし、子供のころ何回か親に連れて行ってもらったため、こっちでもバレエを観にいくときはワクワクしていました。
独特の世界があり、そして訓練された肉体、パフォーマンス。どれをとっても素晴らしい…周りのオペラやバレエに詳しい友人たちから、私の知らなかった深い意味を教えてもらったりすると、また観にいきたくなります。

ニューヨークにはNewYork Ballet Theatre と American Ballet Theatre の2つのバレエ団があります。ニューヨークバレエシアターのほうがどっちかというと前衛的かな。新しいプログラムに挑戦していくバレエ団。そしてアメリカンバレエシアターはクラシックなプログラムを得意として、同じプログラムを毎日日替わりプリンシパルで上演する。だからバレエファンは「○○の白鳥の湖がみたいわ〜」という感じにチケットを取れるようです。
もちろん、どの日も一流のダンサーなので外れなし!というところがすごいけど、ダンサーによってやはり個性が違うので、それを楽しみにしてる方も多いみたいです。

さて、本日の演目はご存知「ロミオとジュリエット」。
実は誰の日のを観にいこうかと悩みました。何人か観たい方がいたし、評判も聞いてたし…でも結局夫婦競演というのに惹かれ Irina Dvorovenko (イリーナ・ドヴォロヴェンコ)、Maxim Belotserkovsky(マクシム・ベロツェルコフスキー)夫妻のロミジュリを観にいくことに!
夫婦であの若い愛の物語を演じてくれるなんて素敵じゃない?

さて、開演は8:00。食事を終え、劇場へ向かいます。
メトロポリタンオペラハウスの重厚な建物そのものが、既に今宵の世界へ誘ってくれているようです。

METのロビー。階段が特徴的なデザイン。



上から撮ると…こんな感じ。これはどこから撮ったのでしょう、いく機会があったらこのアングルをお探しください。なんか吸い込まれそうな設計ですね〜。





4階席まである劇場内。ここで毎夜、オペラやバレエが繰り広げられるのです。



静かな音楽の中、ベローナの街の広場から物語りはスタートしました。
…これがバレエ?!
私は初めて「バレエ版・ロミオとジュリエット」を観たのですが、実は内心興味津々でした。あの有名な話をどうやってバレエにしているのか、台詞もなく物語りは理解できるのか。シェイクスピアはあの台詞こそが美しいと言われているのに…。

でもそんなことは杞憂だった〜!

プリンシパル…
それは本当に神様が創った特別の人間かもしれません。
イリーナの演技は圧巻でした。
それは「バレエ」と一括りには出来ないパフォーマンスだった!
登場シーンの子供っぽい無邪気な笑顔から、恋に落ちた瞬間、ロミオと会っているときのとろけるような表情、そして悲劇、彼が死んだあとの演技は言葉無しの芝居。
素晴らしかったです!

「ロミオとジュリエット」は特に派手なダンスシーンがあるわけではないプログラムだと思います(少なくとも私はそう思いました)。だからこそ、一人一人の表現力が試されるのかもしれません。
イリーナのバレエは正に言葉がない芝居。全てが決まった振り付けであるはずなのに、全くそれを感じさせないシーンが多いのはなぜでしょうか。
毒で眠っているときの脱力の仕方、でも決してただ脱力しているのではなく計算した脱力なんだよね〜。
いや〜、本当に参りました。

さてロミオ…
う〜ん、実は私は旦那様であるマキシムのほうはそんなに心惹かれなかったです。好みの問題もあるのでしょうかね。ジュリエットだけではなくロミオにももっと若さゆえの愛の強さを出して欲しかったな〜。
子供ゆえの止められない熱さ。
もちろん2人でのシーンは信頼感があり、息がばっちり合っていましたが。
特にジュリエットが亡くなった(と誤解する)ラストシーンの踊りはさすがに胸が痛くなりました。

またABTはメインキャスト以外ではバレエの質にばらつきがあるように感じました。特に男性ダンサーがね。

でもとにかく、イリーナの演技に魅了されまくったロミジュリ!
あ〜〜〜、次は何を観ようかなぁぁぁ。

2回の休憩を挟んでの長丁場だったので、外に出るとすっかり夜中。
でもリンカンセンターは人で溢れていました。
広場でダンスをしている人たちを押しのけ、綺麗な月を見ながら帰路に着きました。覚めやらぬ感動を胸に…






posted by: ST | NY performance & art | 06:01 | comments(0) | trackbacks(0) |-
歴史的瞬間
BETHELWOODS center for the art

みなさん、1969年のWoodstock festival(ウッドストックフェスティバル)をご存知でしょうか?ヒッピーの聖典と言われている伝説的コンサート。
マンハッタンから2時間半北に行ったbethelという場所の丘に40万人の人を集め、Jimi Hendrix(ジミー・ヘンドリックス)をはじめ、CSN&Y、ザ・フー、シャ・ナ・ナ、ジョー・コッカー、サンタナ、スライ&ザ・ファミリー・ストーンが夜が明けるまで演奏を続け「愛と平和」を謳った伝説のロックフェスティバルです。
最近では人気漫画「20世紀少年」にも何度も登場してるので、若い人たちも名前くらいは聞いたことあるかもしれませんね。

その歴史に新しい1ページが開かれました。
本日7月1日、37年前のあの場所にパフォーミングアーツセンターがオープンしたのです。
実は私は2年ほど前からその土地を何度も訪れていましたが、最初はbethelの土地にそんな施設ができるなんて知らなかったのです。
でもその情報を聞いてからは建設中のその土地に必ず寄り、少しずつ変わっていく様を楽しんでいました。

いよいよそのbethel woodsがオープン!
これはもちろんオープニングデイのチケットを取るしかないでしょう、ということで早速予約をしましたが、屋根の下の椅子席はすべて売り切れ、それでその後ろの広場に座って音楽を聴くLAWN SEAT(芝生席)を取りました。
もちろん当日にはその席さえも売り切れ状態でしたが…早めに予約しておいて良かった!!!

7:00からのコンサートだったので少し早めに到着。

まずは入り口でなにやら荷物をあけてチェック…と、思ったら不審物ではなく、缶やビンの回収でした。え〜?持ってきてはいけないの?!そんなの書いてなかったよぉ〜、と思ったのですが…抵抗しても、どうしようもないので…持ってたペリエをその場で無理やり飲み、でも当然一気はできず、残りは没収されてしまったのでした。
今から行く方はお気をつけください。ちなみに飲み物は全て中で購入できます。

さて中に入ったら…お〜、こうなったのかぁぁぁぉ!と感動の一瞬。
なんかずっと見守ってきたわが子が成人したような…と言っても子供もいない私がいう事ではないけど(笑)。とにかく何かとても感動をしてしまったのです。

遠くまで見渡せる開けた丘に屋根と柱だけのオープンシアター。
去年行ったボストン交響楽団のTanglewood(タングルウッド)は正に森のにあるという感じでしたが、こちらのBethelwoodsは丘の上。
鬱蒼と茂る森の中のコンサートも素敵でしたが、このオープンスペースはまた格別に気持ちよかったです。

また芝生席、大正解!
サンドウィッチとチップスをつまみながらのんびりと寝そべり音楽を聴くことができます。
夕焼けを背に聴く演奏は最高でした。

タングルウッドはボストンフィルの夏のホームになっていますが、こちらのべセルウッドはクラシックだけではなくジャズ、ポッポスなどいろいろな音楽が予定されています。
だから今のところ残念ながら毎日コンサートがあるわけではありません。
早く定着し、夏の間毎日コンサートが行なわれる状態になるよう望んでいます。

さてオープニングの今日はNYフィルのコンサート!
ゲストは中国人ピアニストのLANG LANG(ランラン)と歌手で女優のAUDRA McDONALD(オードラ・マクドナルド)。
とにかく今日はみんなが知ってる曲ばかりで楽しいコンサートでした。
LANG LANGのピアノはリンカンセンターでも聴きましたが、本当に優しい音なんですよね。若干24歳で世界的に大人気の彼ですが、もちろんルックスだけではなくその音に惹かれるのが良く分かります。
演奏しているときにかなり自分の世界に入り込むようで、陶酔しながらの演奏には賛否両論ですが(笑)。でも私はあの音は好きです。
AUDRAは本当に美しい歌声でした。私は彼女の舞台を"Ragtime"で観ています。美しく迫力あるソプラノが印象的でした。
この日も名曲"Summertime"から始まり、ラストは早口言葉の乱立の"Can't stop talking about him"、全6曲。最後はみんな立ち上がり、彼女のパフォーマンスに笑ったりしながらの大喝采でした。
そしてチャイコフスキーの大序曲「1812年」op49のオーケストラ演奏。
最後には空砲がうたれ(しかもそれが正に音楽の一部!)本当に迫力ある演奏でした。

しかし、プログラムどおりではもちろん終わりません!!!
この後のアンコールがすごかった!!!!
NYフィル総出でジミヘンのロックを演奏。1969年の夏、歴史的コンサートがあった同じこの土地で、同じ音楽をNYフィルが演奏する…
なんか心に染み入るものがありました。
彼らは求めていた平和はこの形なのでしょうか?37年後、この丘にこんな未来が待ってるとはあの時演奏したいたアーティストは想像すらしなかったでしょう…。
いろいろなことが頭によぎる瞬間でした。

そしてそして、ラストはみんな大喜びの"STARS and STRIPES"!!!
題名を聞いても???ですよね。でも聞いたら絶対知っています!子供のころ運動会でなんかいも聞きました(笑)こんな題名だって知らなかったし、ましてはアメリカ国旗を謳った曲なんて全く知らなかったけど。
今日から独立記念日のホリデイに入ったアメリカ。
周りの人たちは大興奮。みんな腕を組んで踊りまくっていました!

これでコンサートは終わり、すっかり当たりも真っ暗に…シーツを片付け車まで戻ると…夜空を飾る花火が!!!
およそ15分間に渡り、間近で美しく迫力ある花火を楽しみました。

Bethelwoodsはまだまだ知られていないパフォーミングアーツセンターです。
マンハッタンからもツアーバスが出ているみたい。興味がある方は是非訪れてみてください。
タングルウッドとはまた違う歴史の風を楽しめるはず!!!!
そして、37年前あの場にいた全ての人たちと同じように、未来の私たちに平和を伝えていきましょう。
posted by: ST | NY performance & art | 22:43 | comments(0) | trackbacks(0) |-
未知の世界…でも一番近い世界
BODIES the exhibition

今日はフリーペーパーvoiceで情報を見てBODIESに行って来ました。
日本でも「人体の不思議展」という名前でやっていたようですね。


さて、この展示は実際の人体を死後皮膚だけ溶かし保存。もちろん特殊な薬品でコーティングしているのであまり実際の人間という感じはしませんでしたが…。とにかく作り物でない人間の臓器から脳、もちろん筋肉神経血管…一つ一つが見事に展示されているのです。
展示のテーマによっては筋肉の一部をわざわざはがして内部を見えやすいようにしたり、輪切り状態の人体もありました。
とにかく自分の体の内部…こうなっているの〜!という感動でいっぱいでした。
とくに血管だけを水中に浮かせている展示は圧巻。だって…だって血管だけで見事に人の形になっているのよ〜〜〜!
神経の展示にも驚かされます。
血管にしろ神経にしろ、筋肉の間からどうやってアレだけを取り出せたのか…。今の技術は本当にすごいですね。

あまりにも真剣に見ていたためか、気持ち悪いとか、人間の死体だとかグロテスク、とは思いませんでしたが…こういうのに弱い人は無理かもしれませんね。でも大人から子供まで真剣に展示を見ていました。

ただ…胎児の展示がある部屋。その前には注意書きがあります。「次の部屋は実際の胎児を扱っています。」と。ですので、拒否反応が出る方もいらっしゃるかと思います。私も胎児の部屋では神妙な気持ちになりました。

人間の体って本当に信じられないほど精密に出来ていて…
面白いのが、骨ってすごくシンプルなのね。そこにダイナミックに筋肉がついて、そこから神経がありとあらゆるところに張り巡らされて…
その一つ一つを展示してみせてくれているので、世界で一番近くて一番遠い場所をしっかり感じることが出来ました。

その後サウスシーポートをお散歩。

ココまでほとんど来ないからなぁぁぁ。昔かなりトレンディーな場所だったらしいのですが、今は観光バスが来るおのぼりさんのスポット的イメージ…日本でいうと原宿…竹下通りっぽいかしら。
でもブルックリンブリッジは見えるし、海風に吹かれながらブラブラには最適な場所でした。

old new york的な建築の後ろにはダウンタウンの近代建築が見え、時の狭間に少し取り残されたようなサウスストリートシーポートは一度行ってみると楽しいと思います。

bodies the exhibition
South Street Seaport - Exhibition Centre
11 Fulton Street, 2nd fllor

$24.50
高いですよね…でも入るときは高いと思ったけど、展示を見た後は感じませんでした。
posted by: ST | NY performance & art | 23:07 | comments(0) | trackbacks(0) |-
ミラクルタイム!
ANOVIO IN NY

大好きなお友達Nさんが企画しているインプロヴィゼーションコンサートに行ってまいりました。
このコンサート、つまりは即興なのです。これね…本当にすごいのよ!
最初に聴きに行ったときには本当に鳥肌が立っちゃった。
何も打ち合わせ無し、だからこの日の演奏はこの日だけ。2人のピアニストが相手の音を聞きながらその場でセッションしていくというもの。
ジャズなどでは当たり前なのかもしれませんね。

しかしこのコンサートでは、私のお友達Marianna以外は全て趣味でピアノをやっている方々。格闘技の先生、美容整形のお医者様などなど…。
…マンハッタンって「趣味」の意味が違うんですよね…日本とは。
日本では楽しんでやっていれば「趣味です」とっても成立するでしょう。
でもここマンハッタンでは「趣味」といえばほとんど皆さんプロ級の腕を持つ方々ばかり。
本当にすごいです。

今日のコンサートは日本から2人の若手アーティスト(ピアノ&ヴァイオリン)が来ているということでその2人が中心に。
最初はその2人のコンサート。
そしてその後インプロヴァイゼーションに。

ピアノとヴァイオリンのセッションは終わり方の呼吸がぴったり。コミカルに仕上げてみんな大爆笑!
とにかくこのコンサートの特徴は聴きに来ている全員が息を呑んでその演奏と一体になること。そしてとにかくコンサートとは思えないほど良く笑えること!

最後は出演者全員で即興演奏。それも見事決まり素敵なコンサートとなりました。

このコンサートに行くといつも思うんですが、「聞く」「相手を見る」ということの重要性。
私たちの仕事も本当にそうなのよね…まずはしゃべることより相手の言うことを聞くことから全てが始まります。
昔「役者の才能は台詞を覚えることより忘れることだ」と言われたことがあります。15年舞台に携わっていると、それが本当に身にしみて分かるのです。
舞台の上では一度入れたものを空にして、相手の言うことを聞くだけ、相手の呼吸を読むだけ。じゃないと「自分、自分」というだけになってしまうから。
普段の生活では先に何が起こるか分からないですものね。
だからこそ素敵だし面白いんだけど(笑)

聞くこと、相手を感じること…
これが基本になっていれば、世の中みんな優しくなれるだろうに…
そんなことを考えながら岐路に着いた夜でした。
posted by: ST | NY performance & art | 22:34 | comments(0) | trackbacks(0) |-